第7次派遣(11/10)

今回は、一般参加者を募ったバス部隊と、ボランティア団体のメンバーを中心とした足湯部隊に分かれて活動しました。

 

<活動概要>

バス部隊では、先週に引き続いて上林東(じょうりんひがし)地区で活動しました。二か所に分かれて活動し、納屋の泥だし、壁や梁の泥落とし作業をそれぞれ行ないました。

足湯部隊では、午前中に舘矢間小学校避難所で、昼からは竹谷地区で行なわれていた炊き出しの横で足湯をさせていただきました。

丸森町で足湯をやるのは初めてでしたが、避難所生活(在宅避難生活)が長期化するなかで、皆さんからは疲労の蓄積が伺えました。また入浴が十分にできておらず、足湯を非常に喜んでいただける方もいらっしゃるのが印象的でした。

 

<参加学生の感想>

「単純なマンパワーが初期の復旧作業では重要なことを痛感した。道路の復旧状況によって、片付けの進み具合が左右されることも新たな気づきだった。」(文学部2年・バス部隊)

「西日本豪雨の時にもボランティアに行きましたが、かなりひどい状況であることに心を痛めました。冬が来てしまう中での復旧作業は大変ですが、それでも長期的な支援の必要性を実感しました。」(文学部4年・バス部隊)

「多くの人が参加する意思はあるのだなと参加する前から感じていたが、行く手段がなかったり、どのような雰囲気なのか分からず不安だったりするのではないかと感じた。ボランティア自体はとても有意義だったので、多くの人に勧めたいと思った。」(工学部3年・バス部隊)

「足湯をした住民の方がただ話をしに来てくれるだけで嬉しいと仰っていたのが印象的でした。」(理学部1年・足湯部隊)

 

<住民の方の声>

「一階がだめになって二階の子供部屋で寝ているけど狭いんだよね。泊まる所がないから東京にいる息子もなかなか来られない。」

「日用品が欲しいけど、店が閉まっていて車も壊れて、昼間はボランティアの人たちが来るから外出できなくて買いに行けない。親戚に届けてもらっている。」

「収穫したばかりのお米を必死に守ろうとしたけどだめでどんどん水が上がってきた。周りが全部湖みたいになって本当に死ぬかと思った。自衛隊のヘリコプターで助けられたの。」

 

次回の派遣は17日(日)に予定しています。