第2次派遣では、SCRUMメンバー4名で丸森町にてボランティア活動を行ってきました。今回行ったのは、災害ボランティアセンターの開設作業です。
災害ボラセンが立ち上がるのは役場の近くの町中心部で、避難所や災害ごみ置き場、給水所や自衛隊のお風呂などが近くにあります。
多くの自衛隊、メディア、目の前で積み上げられていく災害ごみ、断水により使えるのは仮設トイレのみ、消防庁による行方不明者捜索、水の減った火曜ぐらいから毎日復旧活動をし続ける地元の方々。
そんな状況の中、我々は20人弱の方々と共に、
・ボラセンができる場所の一階の泥水出し
・藁やごみが溜まった駐車場の清掃とゴミ出し
・ボラセン設立のための室内の準備
・救援物資の運搬
といった作業を行いました。日曜からの一般ボランティアの受け入れに向けだいぶボラセン周りが片付いたかなという印象です。
今後も我々は継続的に丸森町に行き続けたいと思っています。ボランティアが必要とされるニーズは本当にたくさんあると思うので。
余談ですが、我々SCRUMは足湯ボランティア、サロン活動といった活動も東日本大震災以降続けています。
「これができます」と現段階で現場に押し掛けるのは混乱を招くだけですが、もしこういったソフト系の支援を被害にあわれた地域で必要としてくださるならば、それに出来る限り応えたいと思っています。
様々な活動必要とされていると思いますが、被災者の健康状態も心配です。
同じ県内の一日も早い復旧、復興を願って...。
〇参加学生の声
こういう現場来るのは2回目であった。災害直後の被災地はこうやって体制が整っていくのかなぁ、と思った。社協の方(現地でボラセン設立に向け奮闘している方々)がてんやわんやしているとこもみた。‘’来てくれた人を断らない工夫”みたいなの書いてるポスターがあった。緊急の受け入れ体制に関して、準備しようとしてくださっているんだと気づいた。(理学部1年男子)