【9/2-10 第4次ボランティア現地派遣】

 東北大学東日本大震災学生ボランティア支援室学生スタッフチームSCRUMの活動として、9月2日から10日にかけて6名の学生が藤室玲治特任准教授の引率の元、ボランティア活動を行いました。 

 【活動概要・学生の感想】

9月2日 現地入り。

(感想)熊本市内を視察し、崩落したままになっている家々や亀裂の入った道路が目立った。公衆トイレやコンビニの隣のビルにも黄色の応急判定が貼られており、市内の人々の不安が伺えた。

9月3日 熊本市内でねぶた祭りのお手伝い。

(感想)熊本ねぶた本番。会場の子供に配るバルーンアートの作成や物品の販売、そしてはねと(ねぶた祭りにおける躍り手)の役割を担った。多くの人が会場に来ていて、途中から躍りに参加する人も現れるほど盛り上がった。何人もの人から本当に来てよかった、ねぶたを見れてすごく嬉しい、という声を聞いた。熊本県立大学や崇城大学、熊本大学の学生とも交流することができた。

 

9月4日 ねぶた祭り後片付け。視察。

(感想)本番の2日目の予定だったが、台風が接近していたため中止。後片付けを行った。午後からは特に取り上げられている熊本城の被災状況を、ガイドさんに説明していただいた。文化財は住宅街とはまた別の問題を被災したことで抱えているということを改めて感じた。

9月5日 熊本県立大学ボランティアステーションと活動報告・意見交換会。熊本大学の熊助組と打ち合わせ。

(感想)避難所当時のお話を聞けたし、私達も仮設での活動のノウハウを伝えることができて非常に有意義な交流でした。

9月6日 現地視察(熊本城近辺、益城町、御船町)

(感想)初めて熊本での被害を見ました。ニュースで見ているのとは印象が全く違い、解体にもまだまだ時間がかかると思いました。

9月7日 熊本大学のボランティア団体、熊助組、Kumarismと活動報告・意見交換会。

(感想)私たちとつながりある熊本大の方々との有意義な交流ができました。ワークショップもしてお互い刺激になりました。

9月8日 御船町の避難所及び益城町の仮設住宅で足湯ボランティア実施。

(感想)熊本ではじめての足湯活動でした。とても喜んでもらえて今後も継続してやっていこうと思いました。

9月9日 西原村にて、熊助組と合同で、ごみの仕分けや片付け等のボランティアを実施。

(感想)ハードワークな一日でしたが人手がまだまだ必要だし、被災した方々はまだまだ大変な日々が続くと思いました。

9月10日 益城町てに、熊助組と合同で物資の配給ボランティア実施。

(感想)このような活動を行なっている団体があるということを知れてよかったです。現場で現地の方とのコミュニケーションもとれました。

本活動は日本財団の助成を受けて実施しております。ご支援をいただき、ありがとうございます。