【11/18-20 第5次派遣活動報告】

 11/18から20にかけて、藤室玲治特任准教授の引率のもと、東北大学から学生4名(SCRUM所属3名、HARU所属1名)を熊本に派遣しました。熊本大学と合同で、熊本県益城町の仮設住宅で足湯と折り紙のボランティア活動を行いました。

 11/18には熊本大学のボランティアサークル「熊助組」メンバーに足湯講習会を行いました。11/19には益城町テクノ仮設住宅Dブロックの秋祭りに参加し、午後からは木山仮設住宅で足湯と折り紙のボランティア活動を行いました。30名以上の方にご参加いただきました。

 11/20はテクノ仮設住宅Bブロック集会所とDブロック集会所のそれぞれで足湯と折り紙の活動を行い、それぞれで10名以上の方にお越しいただきました。

 熊本大学の熊助組の学生、熊本県立大学の学生も活動に参加してくれました。参加者からは「相手に『足と心を癒すしてくれてありがとう』と言われた足湯とはそういうものだと分かっていたつもりだけど、それが実感できた」(岩手県立大学1年生)、「仮設住宅での調査は行っていたがボランティアは初めて。東北でのノウハウの蓄積があると感じた。またぜひ参加したい」(熊本大学4年生)、「熊本大学でも、独自に仮設住宅で足湯をしてみたい」(熊本大学修士課程2年)などの感想をいただきました。

 現地の仮設住宅は、東北での教訓を踏まえ、細かな点で配慮が行き届いていましたが、比較的小規模な仮設住宅には支援が届かないなどの課題も見えました。

 SCRUMとHARUでは今後も熊本大学と連携し熊本地震被災地の支援を続けて行きます。

本活動は日本財団の助成を受けて実施しております。ご支援をいただき、ありがとうございます。